コラム

弁護士中道徹が日々の雑感を綴ったコラムです。

コラム一覧

みなとみらいの企業群

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みなとみらいに、新しく様々な建物が建っていますね。来年春にはぴあがアリーナを開設するようですし。

今年の事務所の暑気払いでは、食事をした後、みなとみらい線の新高島駅近くにできた「資生堂」のS/PARKを見学に行きました。

巨大スクリーン、お化粧のミュージアムやカフェなどがあって、みなとみらいの新名所になりそうな感じでした。

写真でぶら下がっているのは、資生堂のSのマークでしょうね。

子どもが大きくなったので縁がなくなりましたが、ポケモンセンターがスカイビルに移転しているのもその日に知りました。

2019年08月04日

【ネタばれ】法廷ドラマで見る弁護士実務#4

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日本版Good wifeは途中から日本オリジナルストーリーになった感じですが、この辺りから、日米のドラマ作りの違いが明確になって、興味深いです。

日本の方が善悪の違いが明確で、無謬性を好むんだろうな、という点がありました。

今のままだとシーズン2へは展開できなさそうなので、ちょっと勿体ない気がします。

2019年03月04日

【ネタばれ】法廷ドラマで見る弁護士実務#3

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#Goodwifeの日米版を比較すると、主人公の家の様子から、どの程度の質素さないし豪華さがあると視聴者はその主人公を信頼するかという点が分かります。蓮見弁護士がアリシアのような家に住んでいたら、日本の視聴者の信頼を得られないと考えて、ああいう設定になっているのかもしれません。

日米の違いとして、例えば米国では、裁判官が法廷でコーヒーを飲むとか(最高裁判所で見ました)、家事事件の成功報酬が禁止されているとか、民事調停はホテルで行うとか、家事調停では弁護士の代理が禁じられている州もあるとか、様々です(うち、いくつかは#Goodwifeで見ることができます)。過失相殺の考え方も、州により大きく異なります。

米国は民事法も州によって異なるので、法律家の発想が相対的になりがちです。このルールが絶対という確信は余程根源的なルールにしか持てません。一方、日本はガラパゴスというか、底流する多くのルールが画一的です。なので、特に実務家は、自分の慣れ親しんでいる実務を、どうしてもアプリオリに考えてしまうため、法廷でコーヒーを飲むのは非常識とか、どんな事件でも成功報酬が当たり前とか、家事調停でも弁護士代理人は当然とか、実務に対する懐疑というか疑問が生じづらくなっています(今までICTが普及しなかったのも、疑問を抱くという本来根本的なはずの人間の精神作用が働きづらかったためかもしれません)。しかし、度が過ぎると、法曹国粋主義になってしまうので、比較法的な考え方は大切だと思います(実体法だけでなく、実務のあり方についても)。

2019年02月03日

【ネタばれ】法廷ドラマで見る弁護士実務#2

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米国の#goodwifeのよいところは、法廷の手続きだけでなく、和解、調停、陪審評議やオーバーステイの裁判(テレビに現れた裁判官が判断する)など色々な手続きを見ることができるところでした。日本の方でも、裁判のない回があるようで、今までの法廷ドラマよりも飽きずに見ることができますね。

弁護士実務でも法廷に全く行かない弁護士や、私のように法廷にも行くけど契約書レビューなどデスクワークも結構ある弁護士、裁判所でも破産ばかりの弁護士、執行ばかりの弁護士など色々です。

2019年01月28日

【ネタばれ】法廷ドラマで見る弁護士実務#1

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「弁護士実務」といいながら、ドラマについての雑談になりそうです。

下記は、ツイッターにも書いたものを書き直しました。

ドラマは、似たようなシーンをどう演出するかで、その工夫が分かりますね。例えば、法廷ドラマなら、裁判のシーンを平凡にQから始めるか、割愛してAから始めるかとかだけでも、スピード感が違ってきます。ドラマ#GoodWife が楽しいのは、その辺や、裁判官や検察官、相手方代理人の個性の描き方です。

更に米国版のように長寿になると、それらの脇役的な登場人物が回をあけて繰り返し登場するので、他では刺身のツマのようだった彼らが、魅力的な法曹群像を形成してきます。誰が描いても似たようになりそうなものを工夫することも大切なことなのでしょう。キーワードは、「全員を魅力的に」でしょうか(半面、主役周りの個性はむしろ意図的に抑えて描いているような気もします)。

同じようなことは時代劇や刑事ものの定型表現にも通じることでしょう。そして、我々の仕事にも(同じ事件は2つない、といいますから)。

なお、現実の法曹にも個性的な人は少なくないです。人間ですからね。

2019年01月21日
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