訴訟手続きのICT化
ゴーン氏の事件で、日本の刑事司法について色々議論されています。特に外国から見ると日本の刑事司法は後進的に見えるようです(「Goog wife」等の法廷ドラマを見ても、無罪推定されているはずの被告人の立場は随分違うように思います。あのドラマは、事務所経営、調停手続き、地方検察官らとのやりとり等、色々な事情が見え隠れして大変興味深いです(あれはあれで「ドラマ」なんでしょうが))。
同様に、最近、大学で留学生と話していると、我が国の訴訟手続きのICT化が随分遅れていると感じます。それも、欧米以外のブラジルやアジア圏の国の手続きでも、インターネットを介して書面を提出するのが当たり前になっているようです(日本は、未だに郵便かファクシミリ(この機械自体が既に世界では珍しくなっているらしいです))。
そんなわけで、今週末、弁護士会で韓国の裁判所の視察があり、私をついて行くことになりました。どんな話が聞けるのか、楽しみです。